これから先のことを予測するのに、経過(トランジッド)の天体を出生図に重ねて読む方法と、
プログレス(1日1年法)と、その年の誕生日からの1年間の図(ソーラーリターン図)といろいろありますが、
私の実感としては、一番しっくりくるのは「ソーラーリターン図」です。
プログレスの月は自分の今の立ち位置や、心理的な環境を示すのに参考になります。
トランジットはタイミングを計るのに役立つ感じ。
ソーラーリターン図に関しては、具体的な1年間の方向性が読み取れます。
私の今年のソーラーリターン図は、7ハウスに月が入り水星と120度を作っていますが、
新しく知り合う女性と、とにかくよく語り合う。
9ハウスに火星と金星で、出不精だったはずが、よく飛行機に乗ってどこかへ出かけるようになりました。
お誕生日からの1年の地図・・・その表現がピッタリだと思います。
その1年に自分が何をすべきかも如実にわかるので、指針を立てやすくなります。
人生には「時期」というものがあって、
例えば今、私は仕事を頑張りたい!キャリアを築き上を目指したい!と考えていたとしても、
ソーラーリターン図で4ハウスに天体が集まっていたり、太陽が入っていたりすると、
それを行う場所は通勤している会社ではないかもしれません。
12ハウスだともっと見えにくい場所で、しかも密かに事を運び、
人に影響を与える事で気が付いたらキャリアが築けていたという感じになる。
もしくは、家庭や自分の足元を見つめて、そこを充実させる方が将来的に優位に立てる可能性もあります。
新月が満月への満ちて、そして欠けていくように、
この「時期」というものを心得ることが、本当の知性ではないかと思います。
スミレ
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