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暗闇と生きる 月と土星

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暗闇と生きていない人はいるのだろうか。

暗闇と生きてはいけないのだろうか。

自分の中にあって無くならない「死」の影を、

ずっと長い時間をかけて、育てていく。


ホロスコープの中には、必ず暗闇がある。

なんでも前向きに捉えれば、この暗闇はチャンスだとか言い出すのかもしれない。

私は言わないけれど。

出生の月に「疑い」を抱くようなアスペクトがあると、

自分の存在根拠を疑い始める。

存在価値は太陽の領域だが、その疑いでそこまで行き着かなくなる。

例えば、月と土星のハードアスペクトの場合は、

社会的な価値が月に疑いを抱かせる。

そして私はもっときちんとしなくては!と、いつも自分を仕切り直し続ける。

調子がいい時は、頑張れるけれど、

調子が悪い時は、自分にダメ出しをしては挫く。

このアスペクトを持つ人は、自分の暗闇で爪が剥がれるほどもがくと良い。

暗闇から目をそらさず、

その中で、葦ほどのひ弱な希望にも縋って、

何かを掴もうと学び、許しを請うのだ。

それは暗闇の練習。

暗闇が心を鍛える。

中途半端な希望に流されては、痛い目をあうを繰り返し、

いつか疑うことは「守る」ことになっていく。

それでも希望は必要なので、この人は探し続けるのだ。

疑い深さが「思慮深さ」に変わるまで。

それには長い過程が必要で、挫折も必要になる。

土星が納得できないからだ。

本当に優しい人は、ここから生まれるのかもしれないと思う。


暗闇は月と土星以外にも存在する。

それはまた次回に。





スミレ





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プロフィール

菫

Author:菫
西洋占星術師であり、星の画家です。
バースチャートの鑑定、そのチャートからリーディングした絵を描いてお届けします。
普段の私は紅茶とワインが好きで、歴史小説ばかり読んでいます。
星とは前世からずっと一緒にやってきて、
そこから神の意志を地上へ降ろしていました。
星のこと、精神世界との関わり、神様のこと。、絵のこと。
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菫(スミレ)